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オフィス移転にかかる費用額は?

重り

オフィス移転の費用は

オフィスを移転するというのはメリットのたくさんあるものです。
より条件の良いオフィスに移動することができたり、従業員が通いやすい場所に移転ができたり、事業が進めやすくなったり、コストが削減できたり、オフィスが変わることで空気を変えることができるので業績を上向かせる転機にできたりと、たくさんの効果があります。
その反面、移転をするというのは会社としてはとても体力が必要なことです。

オフィスを移転するためには、通常業務を行いながら移転業務を合わせて行う必要があります。
移転先のオフィスを探したり、オフィスを移転するための書類を準備したり、引越しのための荷物の整理とその業務内容は多岐に渡ります。
これらの業務を通常業務と並行して行うとなると、従業員にかかる負担は大きくなり、これらの業務をこなしていくという意味での体力が必要となるのです。

次に、資金面での体力も必要です。
移転をするというのは引越し費用だけでなく物件の賃貸料、改装費用と様々なお金が必要となります。
そこで、移転を考えるときには費用が準備できるのかもしっかりと考える必要があります。

オフィス移転にかかる費用

オフィスの移転をするのには様々な費用が必要です。
どれも決して安いものではないので、移転するにあたってはしっかりと情報収集をして移転の費用が会社として捻出できるのか、そして費用を出しても業績に影響がないのかを慎重に確認する必要があります。

移転をするとなると、かかる費用というのは大きく分けると退去費用、引越し費用、新規開設費用という3つになります。
今のオフィスを退去するというのにも費用がかかるのですが、まずは退去申告の時期が重要です。
一般的にオフィス物件というのは退去の半年前には申告が必要であり、退去の時期が半年より早まったとしても半年分の賃料は支払う必要があります。

また、この賃料が不要となっても原状回復工事費用が発生します。
この原状回復工事費というのは、借りた当初のスケルトンの状態に戻すための費用であり、一般的には坪単価2.5~3万円が相場です。
建物や内装の内容によってこの価格は変動しますし、不動産業者にょってはこの原状回復を担当する業者が指定されていることもあるので注意が必要です。

次に引越しにかかる費用は荷物の量によっても変わりますが、一般的には従業員一人当たり2万円から3万円と言われています。
大掛かりなものだけ業者に依頼して小さなものは自分たちで運んで節約をするというケースもあります。
しかし、引越しというのは荷物の運搬できるスケジュールや破損の心配から価格を抑えることも大事ですが、安心して任せられる業者に依頼することも重要です。

また、移転に伴って不要な什器や設備が出てくれば廃棄処分が必要となります。
これも2トントラックで8万円ほどになります。
節約方法として、地域の資源ゴミやリサイクルに出せば大幅な節約ができますから計画的に廃棄を進めることが重要です。

新しいオフィスの内装工事は一般的に坪単価10万円と言われています。
しかしオフィスデザインの内容によってはこれを前後することもあります。
また、移転に伴って家具を新調すれば大体10万円は必要であると考えられます。

そして、意外と経費がかかるのがインフラの整備費用です。
最近の企業はインターネットやパソコンが必須の仕事が多く、ほとんどの職員が毎日パソコンを操作します。
そうするとコンセントの確保やLAN環境の整備が必要で、この工事費が5万円から10万円はかかると考えられます。