照明選びの大切さ
オフィスのレイアウトや内装を決める時に、意外とないがしろにされるのが照明です。
内装工事の際には決めることが多いために、照明まで手が回らないことが多いのでしょう。
明るければなんでもいいと思われることも多いので、どうしても照明の種類をきちんと選ばずとりあえずのものを購入して取り付けたり一般的なものを選んで無難に仕上げたりということが多くあります。
しかし、照明を正しいものにすることで、経費節減効果にもつながります。
照明の種類
最もオフィスで一般的な照明がベースライトと言われるものです。
2本で1組となっている蛍光灯を並べて照らすものであり、あかりが照らす範囲が広くて均等になるために、最も活用されています。
天井に埋められているタイプや、天井に直付けされているタイプ、というようにベースライトにも種類があり、すっきりした景観になるために埋没式のライトを用いることが多いです。
しかし費用の関係や天井裏の問題で埋没式にできず直付けする例もあります。
次に、一点集中で照らしたい部分がある場合にはスポットライトを用います。
これは、オフィス内ではあまり活用されず、エントランスの照明として多く用いられるものです。
最近ではオフィスの入り口を照明で照らすことで会社のロゴマークを強調させるところもあります。
天井部分に埋め込まれているタイプがダウンライトと呼ばれるものです。
ベースライトは事務所っぽいし、よく見るタイプだから他の人との差別化を図りたい、という場合や会議室はオフィスと印象を変えたいという時に用いられることが多いです。
ダウンライトはベースライトよりも光の照射範囲が少ないものの、落ち着いた雰囲気も出せますし、設置数を増やせばベースライトと同じくらいの明るさを出すこともできます。
オフィス照明選び
このようにオフィスで用いられる照明には複数の種類があり、それぞれに特徴があります。
来客者への印象づけ、従業員の働きやすさのために、それぞれの環境にあったものを選ぶことが重要です。
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ただ照明を選ぶだけと思いがちですが、その場に合った物を選んだり、更には場所の雰囲気を変える効果のある物を選んだりと拘るだけで様々な良い効果を出す事が出来ます。
もしオフィスの照明選びが難しいと考えている方がいらっしゃいましたら、インテリアドバイザー等を利用して、本格的に対応してみるのも良いでしょう。